だれと聴く?クラシック

12/9(水)は横浜市鶴見区のサルビアホールで「アーティスト+100 #29ファゴット」に出演の上野実加さんの伴奏で演奏してきました。
私のYoutubeにはファゴットとピアノのためにアレンジした『Let It Go』をアップしていますが、ファゴットはとても大好きな楽器なんです。
(あと2曲ほどアップする予定のファゴットの曲の動画もあります!早く編集しないと・・・)
芸大の学生の頃もファゴットが入ってる室内楽の曲を書いたり、ファゴット科の定期演奏会の編曲をさせてもらったりとご縁があったのです。
なのでファゴットと共演できるとなると、ファゴットの魅力的な曲をもっと知れる機会でもあり楽しみも倍増でした。
オーケストラでは目立たないファゴットという楽器の魅力を伝えたいと大曲盛りだくさんのプログラムに挑む実加さん。音楽に真摯に向かう姿勢にもとても刺激をいただきました。
サルビアホールの「アーティスト+100」という企画はおもしろくって、
午前と午後の2回のミニコンサートなのですが、午前の回のコンサートは、0歳児入場も可能で子どもと一緒にクラシック音楽に触れることができます。
午前の回、子連れで聴けるといえどもクラシック中心のプログラムなのでどれくらい来てくれるのかなと不安でしたが、思った以上にたくさんのお子様が!!(特に赤ちゃん0歳が多かったのかな)
開演前からにぎやかで元気な声がホールに響きわたっていました。
でも、演奏をはじめると一瞬おばけでも通ったのかなと思うくらいしーーんと、子どもたちも舞台に注目してくれました。
それもつかの間また、にぎやかになるのですが、なぜかわりと現代曲なタンスマンの組曲で、1楽章の終わりが静かになるときに子どもたちも不思議にすーっと静かになって曲終わりの静けさを一緒に感じてくれたような瞬間がおとずれました。
すごい耳を澄ましてるんだな、周りの空気に敏感なんだなとびっくりしました。
また演奏中、声をだしてもいいという安心感のなか音楽を聴けるという空間、時間はお母さま方にとっても貴重な場所なんだろうなと。子育て中の友人からそういった話も聞くことも多いので切に思います。
昨日来てくださった方に、ひとときでも安心して子どもと音楽を聴けるという時間をお届けでき、このような企画に関わらせてもらえたことはとても嬉しいです。
そして、お客様のアンケートを拝見させてもらったのですが、なかには、‘子どもの元気な声と一緒に音楽を楽しみたいからこのコンサートシリーズに来ている’というご高齢の方の意見もあって感激しました。
クラシックは、というか音楽は、静かに聞かなきゃいけないわけではないですもんね。
まわりで鳴ってる音の先にある音楽に耳を澄ますのも、まわりの音も一緒に丸ごと楽しむのも聴き方としてはありだなと気付きました。
本来音楽はきっと、誰と聞いているかということも重要で、例えば誰かと聞いた曲、好きを共有した曲は特別な記憶として心に残っているんじゃないでしょうか。
このアンケートを書かれた方にとっては一人で聴いてるんじゃないというのが重要な鑑賞のポイントなんだなと感じました。
赤ちゃんから、このご高齢の方から大切なことを教えてもらった演奏会となりました。
ファゴットとのピアソラの『LE GRAND TANGO』またやりたいです♪
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